冬によく着るものと言えば、セーターですよね。
暖かくてついつい着てしまいますが、首や腕がチクチクすることってありませんか?
「チクチクするのってどうして?」
「チクチクしないセーターが欲しい⋯」
「気に入っているセーターのチクチクをなくしたい⋯」
私もセーターを着るとチクチクしてしまい、ついつい掻いてしまいカサカサに…
なんてこともしょっちゅうでした。
しかし、ある方法を試してからは、チクチクをなくすことが出来て不快感が克服できたんです!
今回は、私と同じように悩んでいるあなたのために
- セーターのチクチクの原因
- チクチクしないセーターの素材
- チクチクをなくす方法
をご紹介します!
この方法を試せば、あなたもセーターのチクチクに悩まず、お気に入りのセーターが着られるようになるかもしれませんよ♪
セーターがチクチクする原因となる素材は?
色や形が気に入って買っても、チクチクすると、気分もげんなりしてしまいますよね。
でもセーターのすべてが、そうなるわけではありません。
ではいったい、チクチクする素材はなんなのでしょうか?
ウール

セーターの代表的な素材であるウールですが、これがチクチクするのです。
ウールは主に羊の毛を原料にした素材です。
さらに冬だと肌が乾燥していて、普段は肌が敏感ではない人も反応を起こしてしまうこともあり得るんですよね。
しかし、ウールという素材すべてが、肌への刺激や不快感を感じるわけではないんです!
メラノウールという素材は、聞いたことがあるでしょうか?
値段が少し高めのウールなのですが、ウールに比べて繊維がなめらかで、肌触りもいいんです♡
繊維がなめらかなので肌ざわりがいいので、肌への不快感をなくすことができます。
少しでも不快な気分をなくす場合は、どんな素材でできているのか調べてから買うようにしてくださいね。
- セーター素材を表示ラベルで確認しよう!
出典:https://shop-list.com/
繊維が大きい

素材うんぬんではないんですが、これもチクチクする原因の1つです。
ウールはもちろんですが、比較的肌への不快感を感じづらいと言われているポリエステルやアクリルなどの化学繊維にも当てはまることです。

繊維の断面が大きく、肌にあたる部分が大きいと、チクチクの不快感を生み出してしまいます。
プチプラだから?
というイメージがありますが、
そんなことはなく、値段に関係なくこの現象は起こりえます。
残念ながら、繊維の断面をなくすことはできません。
なので、必ず試着をしてから買うかどうか判断してくださいね。
購入時はチクチクしない素材のセーターを選ぼう!
セーターを購入するときに試着するのはもちろんですが、ネット通販など試着しないで買う場合も多いですよね。
セーターが肌へ与える不快感をなくすためには、どんな素材を選べばいいのか、ご紹介していきます。
綿
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個人的に、とてもおすすめなのが、綿のセーターです!
コットンと表記されている場合もあります。
その名の通り、綿でできたセーターのことで、肌触りが柔らかで肌が敏感な人でも安心して着ることができます。
ここ数年で、とても流行りだした印象が強い綿素材なんですが、チクチクの不快感をなくす以外にも
- 年中使える
- 洗濯がラク
などのメリットがあるんですよ♪
ウールやモヘアなどの動物の毛でできたセーターだと、洗濯にとても気を遣いますよね。

でも綿セーターなら、洗濯ネットに入れて、デリケート洗剤で洗う方法で終わりです☆
肌に優しく、年中使えて洗濯もラクな綿セーターを、ぜひ着てみてください。
やさしい肌触りが、きっとクセになりますよ♪
カシミヤ
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高級なセーターの代表格と言えば、カシミヤで編まれたセーターですよね。
ウールなどの他の動物繊維に比べて、繊維の1本1本が細いのがポイントです。
さらには、薄い生地でも暖かいのが、カシミヤのすごさですね。
ただ、カシミヤは
- 値段が高い
- 手入れに気を遣う
など、大変なことも多いですよね。
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それでも、上品な印象のカシミヤのセーターは、1枚は持っておきたいものです。
お気に入りセーターのチクチクをなくす4つの方法
どんなにチクチクして不快でも、お気に入りのセーターってありますよね。
このままチクチクをなくすことなく、タンスの肥やしにしてしまうのか…
なんて、泣き寝入りしなくてもいいんです!
ちゃんとチクチクする不快感をなくす方法があるんです。
ではさっそくなくす方法を、ご紹介していきましょう!
洗剤の溶け残りを防ぐ

洗濯機で、しっかりすすぎを行っていても、意外と残ってしまうのが洗濯洗剤です。
水や洗濯物に対して、多めに洗剤を入れていたり、すすぎの時間が短すぎませんか?
ほとんどの方は、
「洗濯機のデリケートコースで洗う」
という方法を取っていると思います。
しかし、デリケートコースは、すすぎや脱水が穏やかなので、実はセーターに洗剤が残ってしまっている可能性があるんです。
洗剤が残っていることで、人によっては肌が残った洗剤に反応して敏感になってしまうこともあります。
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もし、洗っても洗っても肌へのチクチクした不快感が続いている場合は
- お湯を使って洗濯をする(ぬるま湯)
- 時短コースに変えてみる
など、洗濯の方法を変えてみてくださいね。
柔軟剤で繊維をしなやかに

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チクチクの原因は、セーター繊維の大きさが大きく関係しているということは、お話しましたね。
繊維をなくすことはできないので、柔軟剤を使ってセーターの繊維の断面をしなやかでなめらかにしていきましょう。

柔軟剤には、ゴワゴワした衣類をふんわりなめらかにしてくれる、効果があります。
固かったタオルが、柔軟剤を使ったらふんわりしなやかになったということは、よくあることです。
その仕組みと同じで、繊維をしなやかに柔らかくして、セーターをふわふわに仕上げましょう♪

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いつものように、
「デリケート洗剤で洗い、仕上げに柔軟剤を使う」
という、いつも通りの方法です。
柔軟剤には、ゴワゴワ硬くなった衣類を、ふんわりなめらかにしてくれる効果があります。
もし、手元に柔軟剤がない場合は
- 酢
- コンディショナー
この2つが柔軟剤の代わりになります。
意外な役割
- 酢はセーターの繊維を柔らかく
- コンディショナーは繊維を保護する
さすがに酢を洗濯物に使うのは抵抗が…という方は、100円ショップにも売っている粉タイプのクエン酸を入れても同じ効果が期待できます。
緊急時用とも言えるこの2つですが、柔軟剤の匂いがきつくて苦手な方や男性にもおすすめの方法ですよ。
綿インナーで首を保護する

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セーターが、直接肌に触れる部分をなくすという単純かつ効果的な方法です。
腕はもちろんですが、一番敏感なのは首ですよね。
綿のタートルネックや、襟付きのシャツをセーターの中に着て、直接肌へ触れる部分をなくすことで、首を保護しましょう。
- 柔軟剤を使う方法では肌への不快感をなくせない
- 汗をかくことが多い
- 肌が乾燥して敏感になっている
- あれこれ方法を試すのは面倒くさい
などに当てはまる方に、おすすめの方法です。
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綿100%のインナーであれば、肌に優しい上に暖かいので、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
肌の潤いキープ

セーターの肌への不快感自体をなくす方法ではないのですが、肌への不快な刺激感をなくす方法です。
冬場は、敏感肌の人だけでなくとも、肌は乾燥してしまいます。
乾燥すると
- 少しの刺激でもかゆみを起こす
↓
- いつもよりもチクチクを不快に感じてしまう
お風呂上りに、首や腕などセーターが直接肌に触れてしまう部分だけでもボディクリームを塗るようにしましょう。

ボディクリームに慣れていない方は、ベタベタして逆に嫌だと思ってしまうかもしれません。
そんなときは、少し量を減らしてみてください。
肌が潤うので、塗ると塗らないとでは、チクチク感がだいぶ違います。
特別なクリームでなくともいいので、まずは試しと思ってこの方法をやってみてくださいね。
セーターのチクチクをなくす方法まとめ
今回は、セーターのチクチクなくす方法を4つご紹介しました。
セーターの素材の違いでチクチクをなくすことや、少し工夫するだけでチクチクする不快感を感じなくする方法がわかりましたね。
今回ご紹介した方法を使って、寒い寒い冬をお気に入りのセーターで乗り切りましょう!